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呉海軍亭 肉じゃがカレー

珍しさより、親しみやすさ(オフィスシン)

呉海軍亭 肉じゃがカレー
 海外から渡来したカレーが、ここまで日本に根付いたのは、肉ジャガという“下地”があったせいではないか…と考えることがあります。カレーと肉ジャガも、主要な材料は肉とジャガイモ、そしてニンジン、タマネギですから。

 ところが、肉ジャガの起源はビーフシチューでした。明治期、日本海軍にもたらされた洋食レシピを応用し、日本の調味料を使った肉ジャガが考案されたとか。ただ、海軍を通じて普及していった背景には、カレーと材料が共通することから補給に好都合だったという事情があるそうで、カレーとの関係も浅くはないようですね。


 肉ジャガ発祥の地は、広島県呉市(京都府舞鶴市説もあり)。これにちなんだ“ご当地カレー”が、今回試食したレトルト「呉海軍亭 肉じゃがカレー」です。

 販売はオフィスシン。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、茶色くてモッタリ。具材がゴロゴロと入っており、乱切りのジャガイモが6個、ニンジンと牛肉のカケラが各1個、煮溶けかかったタマネギが確認されました。

 まさに肉ジャガのような、甘辛く、旨味の強い味付け。刺激は中辛よりやや低めでしょうか。濃厚ではあるものの、日本人向けの味付けになっているせいか、しつこさなどは感じられません。
形状を残しつつ、しっかりと味の染みたジャガイモが印象的。あと、薄いコンニャクが5枚ほど入っており、食感に変化が出ていました。

 食べ残しの肉ジャガに、カレーの固形ルーを入れて煮返したら、こんな感じかも。珍しさより、親しみやすさを覚えるカレーでした。