カレーの穴 curry-no-ana.com

ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

さざえカレー

隠岐島の“常識”(隠岐どうぜん農業協同組合)

さざえカレー 全国各地に多種多様な食文化があり、それは国民食であるカレーにも影響を及ぼしているようです。

 日本海に浮かぶ島根県・隠岐島。ここでは、サザエ入りのカレーが“常識”とされているそうです。サザエがたくさん獲れるのでしょうね。


 今回試食した「さざえカレー」は、そんな“ご当地カレー”を製品化したもの。ビビッドなデザインのパッケージから、作り手の意気込みが伝わってくるようです。

 製造は隠岐どうぜん農業協同組合。魚介類のカレーなのに、何故か農協が扱っています。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、焦げ茶色。具材は、サザエの小さな切り身が数切れほど。ゆるいトロみがついており、これはミゾレ状に煮溶けた野菜によるものと思われます。

 刺激は中辛程度で、あっさりとした口当たり。それでも、魚介系の深いコクがあり、ご飯に合います。サザエの肝を入れたバターで仕上げてあるとのこと。サザエのものらしい独特のクセも感じられ、私には好ましかったけれど、これは好き嫌いが分かれるかも知れません。
 サザエ自体は、少々硬め。噛み締めれば旨味が出てきますが、歯が悪い人は食べづらいでしょう。

 隠岐島の人々が日常的に食べているカレーは、大きなサザエの身がゴロゴロと入った、もっと素朴なものでは…? 勝手な期待ではありますが、そんなカレーが食べたかったです。