カレーの穴 curry-no-ana.com

ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

よこすか海軍カレー(各種)

統一名称でブランド化(横須加市)

さいか屋
 地域を挙げて“カレーの街”として売り出している横須賀市。以前に試食した時は今ひとつ統一感がありませんでしたが、その後、ブランドとして定着させる動きがあり、すべて「よこすか海軍カレー」となりました。使う肉はビーフかチキン…などの“定義”が設けられ、その枠内で、各店がおいしさを競っています。

 まずは、神奈川県のデパート「さいか屋」の製品(写真上)。販売元はS・Aダイニング。適度なトロみに、軟らかなマッシュルームが入って、全体的にマイルドな印象。ですが、食べ進むうちに中辛程度の刺激がジワリ。2食入り、各210グラム。


ヤチヨ、古敷谷畜産
 続いて、ヤチヨの製品(写真中の上)。なめらかな舌触りが特徴的で、スパイスの刺激は控えめ。牛肉も野菜も、数は少ないものの、ゴロンと大きめ。甘味と酸味をうまく利かせ、コクを出しています。200グラム。
 古敷谷畜産の製品(写真中の下)。近ごろでは珍しいほどに小麦粉のトロみが強く出た、やや重めのカレーです。牛肉や野菜は、適度な大きさの角切り。スパイシーさもあって、“欧風”の王道を標榜している印象。210グラム。

魚藍亭の2品
 最後は、割烹「魚藍亭」のカレー2品。いずれもヤチヨの販売です。
 赤色のパッケージ(写真下の上)。モッタリと強い粘度です。牛肉はミンチ状、野菜も煮崩れて細かくなっています。素朴な味わいながら少々クセがあり、好みが割れそうですが、“レトロ”なイメージに合う出来と言えます。200グラム。
 茶色のパッケージ(写真下の下)。濃厚な油脂の中に、スパイスの風味が溶け込んでいます。野菜が小さい半面、牛肉は大きめで食べ応えあり。レトロなパッケージに似合わず、意外と“現代的”な製品でした。200グラム。

 それぞれ、名称が同じだけに、かえってパッケージや味わいに個性を出しています。楽しい食べ比べでした。