串亀:カキカレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

串亀:カキカレー

カキフライをトッピング(広島県広島市)

串亀:カキカレー
 観光で広島を訪れる機会に恵まれました。まずは“ご当地カレー”を食べねばなりません。誰もが思い浮かべる食材は「お好み焼き」と「カキ」。お好み焼きはカレーとの組み合わせが難しそうですが、カキは比較的カレーに合うでしょう。
 そこで、旅行に先立ってネットでリサーチしてみましたが、「ありませんよ」「聞いたことがない」という回答ばかり。…名物なんてそんなものなのかもしれません。こうなったら現地で探すしかない。

 ところが、JR広島駅で新幹線を降りたところ、「あるやんけ~!」。駅ビル4階のカレー屋「串亀」の入り口に、「牡蠣カレー」と書いた紙が貼ってあるではありませんか。あっさりと見つかりました。


 店内は居酒屋風。メニューにはカレー以外に串揚げなども並んでいて、一杯飲めます。串亀のカレーは「つぼ焼きカレー」と呼ばれ、ナスやコーンなどトッピングに20種類以上のバリエーションがあって、カキカレーもこの中のひとつでした。

 鉄鍋の中でグツグツと煮え立つカレーと、カキフライ5個を乗せたターメリックライスが登場。小さいながらも分厚い鉄鍋は、かなり使い込まれている様子で、これが「つぼ焼き」を表しているようです。カレーが冷めにくい利点はあるでしょう。

 小麦粉でトロみを付けた欧風カレーで、具は見当たりません。ご飯にかけて食べると、ブイヨンの旨味がしっかりと効いていました。ご飯はかなり硬めに炊かれており、私の口には合いましたが、好みが分かれるかもしれません。
 広島産の大振りのカキを使ったカキフライは、濃い揚げ色。口に入れると、硬いコロモがパリッと破け、濃厚な海の味が拡がりました。単独でも、カレーと一緒に食べてもうまかった。ただ、単にカキカレーがうまかったのか、串亀のカキカレーだからうまかったのか、いまひとつ分かりませんでした。

 ともあれ、カキはカレーに良く合います。JR広島駅に立ち寄った際は、訪ねてみてください。ただし、カキカレーは冬季限定のようです。

 ところで、観光名所の宮島を訪れた私は、カキカレーを食べさせる料理屋を何軒も見付けました。カツカレーなどのバリエーションなのでしょう。店先のサンプルの中に牡蠣カレーを発見する度、いちいち指差しながら、「あるやんけ~!」「あるやんけ~!」と繰り返したものです。