カレーの穴 curry-no-ana.com

ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

華麗ぱん

華麗なるカレー…?(ヤマザキ)

華麗ぱん
 食べ物には旬があります。カレーパンにだって旬があります。“食べるにふさわしい時期”という意味で。

 2007年1月から、TBSが連続ドラマ「華麗なる一族」を放送。開局55周年の特別企画として、銀行業界を描いた山崎豊子の同名小説を、豪華キャスティングで映像化し、話題になりました。
 …で、「華麗」に掛けて「華麗ぱん」なる期間限定の珍品が登場。ドラマの放送に合わせ、原作者名と同じヤマザキが発売したのです。この便乗商品は、ある意味、旬のカレーパンと言えるでしょうね。


 せっかく便乗するからには、単なるカレーパンとは一線を画す、何か象徴的な工夫が欲しいところ。上品なデザインのパッケージには、「21種類のスパイスを石つぼで『つき』、2度熟成させたの良いひと手間かけたカレースパイスを使用」と書いてありますが…。

 カレーパン自体は、パン粉を付けた揚げドーナツ。楕円形のオーソドックスな外観です。

 カレーパンの評価は通常、ふた口目から。ひと口目はパンの端なので、ほとんどコロモと生地の味。ふた口目からは、具となるカレーフィリングが、しっかりと味わえます。肉や野菜などが大きめの粒状で入っており、ネットリとしたフィリングの中にポロポロとした食感が混ざっているのが面白い。また、使われているカレー粉も、粒子が比較的大きいようで、舌先にザラっと触るのと同時に、シャープな刺激が走ります。「中辛」とのことです。

 冷えた状態でも意外とスパイシー。揚げたてなら、結構おいしく食べられると思います。電子レンジで少々温めて食べるべきでした。
 カレーパンであること以外に“華麗”な何かがあったのかどうか、私には分かりませんでした。カレーフィリングによって銀行業界のドロドロを表現…とか?