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インドのレトルトカレー

「本格」と言っていいものか…(インド)

インドのレトルトカレー
 「インドにカレー粉はない」という説があります。確かに、カレーを作る度にスパイスをすりつぶすインドの家庭には、混合調味料は必要ありませんよね。

 しかーし! インドにはカレー粉が存在するのです(リキむことはありませんが)。私の手元には、インドの土産でいただいた、黄色い粉の入った缶がある。あちらの家庭で一般的に用いられているのかどうかは定かでありませんが、少なくとも観光客には格好の土産物となっているようです。
 グローバル化が進む昨今、IT立国であるインドに、便利で合理的なカレー粉がないはずはありません。韓国に「キムチの素」があるように、日本に「インスタント味噌汁」があるように…。


 カレー粉が作られるようになったのなら、続くレトルトカレーの誕生は、自然な流れと言えましょう。ベジタブルのレトルト製品が手に入ったので、食べてみました。

 カレーは2種類。カッテージチーズが主体の「MUTTER PANEER」(写真・上の箱)と、ヒヨコ豆を使った「AMRITSARI CHOLLE」(写真・下の箱)です。いずれもパッケージに「100%Natural」と書いてあります。

 まずはチーズの方。黄土色のペーストを、ラー油を連想させる赤い油が覆っている。木綿豆腐を思わせるチーズと、グリーンピース入り。口に入れると、見た目とは裏腹に辛くもクドくもなく、優しい滋味が感じられます。チーズはまさに木綿豆腐の食感でした。
 続いて豆のカレー。こちらは濃い茶色で、コクのある辛口です。1.5センチほどのヒヨコ豆が大量に入っており、歯の間でホロリと崩れる感じは金時豆のよう。ボリュームはありますが、具が豆しかないので、たくさん食べようとしても飽きてしまうでしょう。

 いずれも、ベジタブルカレーとしてはなかなか本格的。鮮烈な風味には欠けるものの、日本のカレー屋で出してバレないレベルかも。インドにも便利な品があるものです。…とは言え、パッケージはすべて英語だったので、これも土産向きなのかな?