黒ごまと大豆もやしのカリー | カレーの穴 curry-no-ana.com

黒ごまと大豆もやしのカリー

滋味満点でヘルシー(ベースキャンプ)

黒ごまと大豆もやしのカリー
 飲酒した翌日、カレーを食べる人々がいます。私もそうです。単なるカレー好き? 胃腸が強靱だから? …そうとは限りません。スパイシーなカレーは、もたれた胃をリフレッシュし、食欲を増進させてくれます(カレーの種類にもよりますが)。
 それは香辛料のおかげ。カレー粉の成分は漢方胃腸薬に似ており、効果的に使われていると、二日酔いの“薬”となるのです。

 薬としての料理である薬膳は、カレーの世界にも存在します。さまざまな和漢薬を応用し、おいしさと薬効の両立を図っている店は少なくありません。


 今回試食した「黒ごまと大豆もやしのカリー」は、福岡市大名の「ベースキャンプ」という“薬膳カリー”専門店の通販商品。「血行を改善して、若さを保つ」効能があるそうですが、「黒ごま」と「大豆もやし」と聞いただけで、すでにプラシーボ効果が発揮されそうな…。

 パッケージが透明なので、中身が見えます。緑がかった焦げ茶色で、大豆らしい黄色い粒と、クコらしい赤い粒が目立ちます。黒ごまについては不明。正直言って、見た目から食欲は湧きません。

 湯で温めた袋を破った途端、スパイシーな、それでいてインド的とも違うような芳香が。モッタリとはしていないものの、固形分は多そうです。
 ひと口食べると、外見とは裏腹に、優しい滋味が。それでいて味わいは複雑で、食べ進むうちに柔らかな甘味や、ピリリとした刺激、かすかな渋味や苦味などに気付きます。適度に硬い大豆と、太いもやしのシャリシャリとした歯触りが、程良いアクセントに。食が進んで、胃にするりと収まってしまいました。

 次第においしさに目覚めていく、不思議なカレー。店主の宮崎さんによると、生理痛のひどい娘さんのために考案されたそうです。ホルモンバランスを整え、美容にも良いとか。カミさんにも食べさせたいと思いました。