カレーの穴 curry-no-ana.com

ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

カレーくち

カレー味の万能調味料(ポパイ食品工業)

カレーくち
 全国チェーンのカレー専門店や、町場のカレースタンドなどを訪れると、カツカレーやコロッケカレーなど10種類も20種類も並ぶメニューに驚かされます。カレーは料理であると同時に、さまざまな惣菜とご飯の仲を取り持つ素晴らしい調味料でもあるのです。このような店のカレーは、それ自体は具の無い没個性なものが多い。自己主張を控えて“仲介役”に徹しているからでしょう。

 では、いっそのこと調味料に特化したカレーはないものか? カツカレーを食べたい時など、わざわざカレーを作らなくても、トンカツとご飯さえ用意すれば済むのに…などと調子の良いことを考えていたところ、カミさんが生協から珍しいものを取り寄せました。それが今回試食した「カレーくち」。カレー味のソースらしいのですが、どのようなものでしょうか?


 300ミリリットル入りの細長い瓶には、茶色い濃厚そうなソースが。小皿に出してみると、粘度は中濃ソース程度でしょうか。香りはカレー粉とウスターソースが混ざったような印象。小指で舐めてみると、ソース味の中にピリリとカレーの風味がしました。

 食べ方を考えた挙げ句、カツカレー丼にしました。丼飯の上に千切りキャベツを敷いてトンカツを載せ、カレーくちを回しかけて出来あがり。食べてみると、カレーくちにはカレーと同様、トンカツとご飯を取り持つ力があることが分かります。ソース味が強いだけ、こちらの方がトンカツとの相性は上かもしれません。かけるのはソースだけなので、全体のボリュームは見た目よりも控えめで、通常のカツカレーなどよりもあっさりと食べられます。

 炒め物などの味付けにも使えそうで、これは意外な“掘り出し物”。瓶のラベルに「有りそうでなかったこの手のソース!!」と書いてありますが、まったくその通りです。