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SPACE FOOD ドライカレー

カレーの宇宙食(ビー・シー・シーNDF)


 すでに日本人は何人も宇宙進出を果たし、国際宇宙ステーションの完成も間近な時代です。日本の国民食であるカレーだって、宇宙に進出して何の不都合がありましょう。…とは言うものの、あんなドロドロした料理、無重力空間でまともに食べられるはずがありません。ご飯もバラバラに浮遊してしまいそうです。

 今回試食したのは、宇宙食のドライカレー。私の父親が町内会の旅行で種子島を訪れた際、宇宙センターで買ってきてくれたものです(発売元は東京)。宇宙で食べるカレーとは、どのようなものでしょうか?


 スペースシャトルや宇宙飛行士がデザインされた銀色のパッケージを開けると、中には黄色いブロックが2個。縦横3センチ、高さ1.5センチほどで、インスタントのスープの素に似ています。パッケージに「フリーズドライ製法」と書いてあったので、これはドライカレーを乾燥したブロックなのでしょう。また、「開封後そのままお食べ下さい」と書いてありました。

 かじってみると、食感はライスパフなどでできた“サクサク系”のスナック菓子。しかし、歯触りはやや固く、中身が詰まっている感じがします。味はカレー粉とスープの素を合わせたようで、辛さもなかなか利いている。口の中でモグモグしていると、次第にドライカレーを食べているような気がしてきました。肉や野菜も入っていたようですが、食べている時は分かりませんでした。

 ドライカレーそのものと比べれば「似て非なるもの」と言わざるを得ませんが、カレーらしきものを食べた満足感はありました。長期保存できるうえに調理不要なので、非常食に最適でしょう。ビールのツマミにも合いそうです。