博多カレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

博多カレー

イカスミ入りの個性派(博多全日空ホテル)

博多カレー
 この「試食の穴」では、各地の“ご当地カレー”なども紹介しています。今回試食したのは、福岡の商都博多の名を冠した「シェフ西田の博多カレー」。オフ会に参加した福岡の人から、お土産にいただいた珍品です。

 パッケージには「玄海灘のイカを使用」とか「イカスミ」などと書いてあり、シーフードカレーのようです。丸い顔写真のオジサンが「シェフ西田」らしく、このカレーの考案者なのでしょう。パッケージの裏に載っていた略歴によると、西田さんは博多全日空ホテルの取締役総料理長で、世界料理オリンピックで金メダルを受賞したほどの料理人だそうです。期待が高まります。


 温めてご飯にかけたカレーは、イカスミ入りのためか、やや緑がかっています。スパゲティのように黒くはないのですね。具沢山の中でもひときわ目立つのがイカの切り身で、大振りのものが3切れ。

 トロみは弱めですが、味は肉の旨味で食べさせる欧風カレーです。セロリやピーマン、シイタケなどの細切れ野菜がふんだんに使われ、野菜の味を生かしたタイカレー的な面も。イカの切り身はとても軟らかく、肉厚にも関わらず、味が中まで染み込んでいました。

 欧風カレーにイカと野菜を使った点が特徴でしょうか。イカは特筆に価するおいしさで、通常の欧風と異なる工夫も見られましたが、全体的に乏しい印象。活気あふれる博多を商品名にするからには、もうひとつインパクトのある何かが欲しいところです。

 西田さん、頑張って!