カレーの穴 curry-no-ana.com

ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

えぞ鹿カレー

北海道ならではの素材(北都)

えぞ鹿カレー
 以前、「交流の穴」のリポートで取り上げられた「えぞ鹿カレー」が、幸運にも手に入りました。当サイトの読者が北海道に旅行した際に発見、買ってきて下さったのです。

 「えぞ鹿」のほかに「トド」と「熊」もあったそうですが、試食した大和煮缶詰のトドと熊がものすごくまずかったため、えぞ鹿を購入されたとのこと。海外の環境保護団体からクレームが来て話題になったトドを試食したかった気もしないではありませんが、ここは、はるばる買ってきて下さったカレーを感謝とともに試食させていただかねばなりません。ありがとうございました。


 聞いたところによると、蝦夷鹿などは定期的に“駆除”して頭数制限しておかねば、繁殖して苗木などを食い荒らしてしまうそうです。カレーに入っている鹿肉は害獣駆除されたものを使っているそうで、その点では“北海道ならでは”のカレーと言えるでしょう。

 425グラム入りの缶を開け、温めなおしてご飯にかけました。外見は普通の欧風カレー。黄色くモッタリした中に、ところどころ肉の切れ端がのぞいています。

 食べてみたところ、味も中辛程度の欧風カレー。リンゴなどが入っているらしく、甘い風味とクリーミーな食感があります。野菜はほとんど煮溶けていて、確認できる具は肉のみ。やや硬めですが、妙な臭みなどはなく、噛むとイノシン酸の濃い旨味が感じられました。
 意外にも“上品”とさえ形容できるカレー。これは鹿肉独特の風味のせいでしょうか?

 私が住んでいる九州から見れば、北海道は未体験があふれるワンダーランドと言えます。それはカレーにおいても同じでしょう。いずれ、この足で訪れ、当地のカレーを堪能したいものです。