SPICY CURRY U.F.O. | カレーの穴 curry-no-ana.com

SPICY CURRY U.F.O.

カレー焼きそばが一新(日清食品)

SPICY CURRY U.F.O.
 売れなかった商品も、上手に“衣替え”させればヒットする場合があります。
 消費者の大多数は商品を充分に吟味せず、「なんとなく良さそう」というアバウトな判断で動くものだからです。パッケージを少し変えただけで売れ筋に乗ってしまうケースは多く、そのような例は巷に溢れています。

 今回取り上げた日清食品の「SPICY CURRY U.F.O.」もそう。以前「試食の穴」で取り上げた「カレー U.F.O.」をリニュアルさせたものです。両者にどのような違いがあり、そしてどこが変わっていないのか、自分の舌で検証してみました。


 上蓋のデザインは、インスタント食品の傑作「カップヌードル」に酷似。黄色や茶色が多用され、前作よりも“カレーらしさ”が強まっています。商品名は「SPICY CURRY」とすべて英語に変わり、横文字に弱い日本人の購買意欲をそそろうとしているようです。

 作り方は前作と同じで、お湯で戻した麺にソースを絡め、その後で全体にカレー粉をまぶす手順になっています。できあがりは前作と変わらないように見えますが、かやくの野菜が赤ピーマンからニンジンに変わっているのを発見。見かけを変えずにコストを落とす作戦でしょうか?
 食べた感想は、率直に言うと「スパイスの風味が弱くなった」。前作は食べ進むうちにジワリと辛さが利いてきましたが、「SPICY CURRY」にはそれがない。味覚の大部分を、ソースの甘味が占めていました。

 商品名とはうらはらに、スパイシーさは明らかに低下。私には正直もの足りませんでしたが、スパイスの風味に馴れていない人には、前作よりも違和感なく食べられるかも。“万人受け”を目指したと思われる今回のリニュアル、果たしてヒットにつながるのでしょうか?

後日談 日清食品は毎年のように手を変え品を変え、カレー味のカップ焼きそばを発売するようになりました。「ラ王」シリーズからも、似たような系統の製品が出ましたね。