イカの塩辛はカレーに合うのか!? | カレーの穴 curry-no-ana.com

イカの塩辛はカレーに合うのか!?

深遠なる薬味の世界


 カレーには多彩な薬味があります。インド風ならチャツネ、英国風ならフライドオニオンなどが代表格。日本人はまず福神漬けやラッキョウを挙げるでしょう。

 ところがある日、料理雑誌「dancyu」(プレジデント社)のカレー特集を読んでいた私は、カレーの薬味として「イカの塩辛」が合うという記事を見つけました。
 あの生臭いイカを塩漬けにした食品が、カレーの付け合わせになるとは思えません。イカの塩辛は決して嫌いではないのですが…。


 とはいえ、記事によると、実際に薬味として使用している店があるとのこと。ゲテモノのたぐいではないようです。

 イカの塩辛は「桃屋のいか」を使用。比較的オーソドックスな部類と思われるからです。カレーの方も、オーソドックスに「ボンカレーゴールド(中辛)」に。

 カレーとイカの塩辛、おそるおそる食べ合わせてみたところ、悪くない“珍味”です。スパイスの作用か、イカの生臭さが消え、代わりに旨味が引き立ちます。ルーとの相性にも違和感はなく、風味の強いシーフードカレーを思わせる味わい。

 イカの塩辛は元来、ご飯に合うので、食が進みました。

 ただし、旨味とともに塩味も強くなるため、塩分はマイルドな方が合うようです。また、あくまでも“薬味”としての使用が適しているようで、ルーの中に塩辛を多めに混ぜ込んでご飯にかけてみたところ、しょっぱすぎて食べられませんでした。

 カレーが残り少なくなった時、私は「もしや…?」と思い、冷蔵庫の奥に残っていた酒盗(カツオの塩辛)を薬味に使ってみました。
 これもなかなかの味。“塩辛系”は総じてカレーに合うようです。わずかなルーで大量のご飯を食べなければならない事態(どんな事態かは分かりませんが)におちいった時、塩辛の薬味は大いに威力を発揮するでしょう。

 イカの塩辛は“嬉しい誤算”。意外なおいしさに出合うことができ、私は自分の不明を恥じました。

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